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目之湯旅館の建物は、養蚕業を営んでいた江戸時代に建てられたものです。 古い木造建築なので新築の真新しさはありませんが、240年の歴史を刻み込んだこの宿は、年を重ねるごとに木の艶が増し味わい深くなってまいりました。
当時の趣きが随所に見られる目之湯旅館は、一歩足を踏み入れると昔にタイムスリップしたような、どこか懐かしい雰囲気が感じられることと思います。
目之湯旅館の母屋から向かって左手には、養蚕業を営んでいたときの名残で古い土蔵が三つ並んでおります。
宿の玄関を入るとすぐ目に入るのが、建築当時から建物を支えてきた大黒柱でございます。
「坂廊下」と呼ばれる昔造りの階段は、養蚕業を営んでいた時代に重い荷物を運ぶのに使われていたものです。
小さな段差のあるゆるやかな階段は、その両端がまるく手斧(ちょうな)で削り取られております。 これはホウキで掃き掃除をするときに塵がたまらないようにと考えた当時の匠の知恵です。
当館では元祖バリアフリーと呼んでいる、このゆるやかな階段は、車いすや杖の方もお部屋までの移動に利用していただければと思っております。
昔ながらの純和風の客室は現在8部屋ご用意しております。 お部屋によって、春は窓から枝垂れ桜をお楽しみいただけます。
各お部屋に風呂・トイレは付いておりません。(トイレはお部屋の近くに御座います。) 源泉掛け流しの天然温泉は男性・女性各一つずつ内風呂と露天風呂があります。ご宿泊のお客さまは24時間ご入浴できます。
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